seikatsu

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日記:怒られたくない王選手権優勝

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明日はR先輩の結婚式に出席するので、服を決めたりご祝儀袋を手配したりした。
会社員をやる前、アシスタント時代の先輩で今も昔もたいへんお世話になっており、今回も会費が払えないので二次会はキャンセルしようと思って、お金が無いから行けませんと本人に言うのはどうなんだ、予定が入ってて…とか言って断った方がいいんじゃないかと思ったんだけど、そんなことを気にする器の小さい先輩ではないし、変に言い訳をするより正直に言いたいと思ったので、招待状にその旨を書いて送り、お詫びの電話をした。
ご祝儀も3万円は用意できなかった。

正直に言うぞ、と決意したものの、いざ話すとあ~~どうしようどうしよう気分を害したらごめんなさいちゃんとしてなくてごめんなさい…という気持ちでいっぱいになり、たいそうテンパっていたと思う。
そうですか、了解です。との返事だった。特に怒ってもいないし過剰に気遣うこともない感じの懐かしい声に安心した。
次の日、色々考えたんだけど今回は会費はいいから来てよ、この先僕が困った時に手伝ってくれればそれで全然オッケーだよ、と折り返しの連絡をもらって、ちょっと泣いてしまった。

常識的に考えたらありえない!みたいなことを私はちょくちょくやらかしてきて、それは何がちゃんとしたことなのかが直感的に全くわからなくて全部マニュアル運転でやっている(結婚式のマナーも意味がわからなさすぎて疲れた)からなんだけど、やらかした時は決まって、ちゃんとしないとやっていけないのになんでちゃんとやれないんだ……と思い込んで余計にぎこちなくなる、みたいな状態が去年まで3年間続いていた。
それでも別にいいよと言ってくれる人がいるのに、何であんなにちゃんときちんとしないと、と思っていたんだろう?


昨日の絵に引き続き手を入れて、満足したので完成ということにした。
岩絵の具はちゃんと定着していて、和紙じゃなくてもドーサ引かなくても別に問題ないじゃん、ということが分かった。
作法として日本画やるなら和紙使ってドーサ引いて指で絵具を練って…ということを教える必要があるんだろうけど、自分はそういうルールとか作法を教わると、ものすごくそれに固執してしまうというか、たぶんマニュアル運転でやっているからこそ、全部守らないと事故が起こって怒られる、ちゃんと守らないとダメだ!と考えて無限に緊張する癖があるな、と気付いた。とにかく怒られるのが怖くて、緊張して仕方なかった。

たいしたことじゃなくても怒られたくない。怒られたくないんですよ…。
たいしたことじゃないんだからいちいち落ち込むなよ、もっとタフじゃないとやっていけないのに、と自己嫌悪しまくっていたけど、怒られたくないという気持ちに対して、だってしょうがないじゃん怒られたくないんだもんなあ、という感じでむしろ、そうだそうだ!たいしたことじゃないかは人によるだろ~!人間だれしも怒られたくないぞ~~!と応援するようにしたら自己嫌悪はだいぶ無くなって、楽になった。いやー、怒られたくないよなあ。

今は怒る人からは距離を置けていて怒られることも特になく、ノウハウを探していかがでしたかブログなどを読まない限りはこうしなきゃいけない!という情報も入れずに過ごせるので、色々なことを自分のやりやすい方法で、楽しくイージーにやっていけたらと思う。