seikatsu

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床掃除を楽しくする

床掃除のハードルを下げてたくて、掃除道具をフローリングワイパーからほうきに変えました。


毛糸や布地、服だらけの家に住んでいるので、我が家はほこりの量がめちゃくちゃ多いです。
できれば毎日、無理なら1日おきには床を掃除したい、したいんだけど、今までは3~4日に一度くらいが限界でした。
5分もあれば出来る作業なので、何かが気に入らなくて掃き掃除のハードルが高くなっているんだろうと、ずいぶん前から感じていました。


何年も使い続けていたので言いにくいんですが、フローリングワイパーが…フローリングワイパーを使うのがもうつらくて…。

機能的には全然困っていませんでした。ただあれが、あのアルミとプラスチックのチープなデザインのものが家にあるのがつらい。個人の感想です。
表に出しておかなければいいじゃん!と思うものの、例によって見えないようにしまったら取り出す手間のぶん余計に腰が重くなると、自分が一番よく分かっている。
ちょっとした不便をやる気で乗り越えられないことに関して、とても自信があります。
そんなことに自信を持つな!いいから掃除しろ!と言われても、できないものはできないし、自信を持ってしまったんだから仕方ない。
そうやって発破を掛けられて、よーし出来るようになるまで頑張るぞ!と素直にやっていく人生は諦めました。


冗談抜きで3か月くらい悩んだ末に、ほうきを使うことにしました。
どうしてか、床というものはウェットシートで掃除をしないといけないと思い込んでいましたが、全然ほうきで問題なかったです。
後になって気付いたことですが、ウェットシートの買い置きや補充からも解放されました。
なにより、とにかく、物としてほうきの方が断然かわいい!玄関に置いてあってもむしろ嬉しい気持ちになります。



日本の生活用品はなぜ、こんなにもデザインをないがしろにされているんだ?ということを考えると、悲しくなってきます。

機能の追求に関してはものすごい技術の蓄積があり、大型家電からティッシュペーパーまで、より便利で多機能で快適な商品を開発しようという心意気が、ほぼ全てのメーカーに根付いているでしょう。ティッシュって昔よりずっとふわふわになってませんか?すごくない?

それなのに、使っていて嬉しい気持ちになる、大事に使おうという気持ちになれる、そういった商品を見つけるのが大変なのはどうしてなんだろう。
まさか、ぞんざいに扱って早く買い換えてほしい、なんて意図じゃないですよね…そこまで嫌な気持ちになりたくないよ!


書いていてちょっと落ち込んでしまいましたが、今回の床掃除問題も解決できたし、生活用品探しの旅は楽しいし、これからも続けます。
生活用品に関わるメーカーの方がもし見てくれていたら、こんな意見もあるんだなと思ってもらえたらとても嬉しいです。