seikatsu

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読んだ本(2023年1月)

先月読んだ本たちです。どれも面白かった!
1冊ずつ詳しく紹介しようと思ったんですが、丁寧に書こうとすると気が重くなってしまったので、全部かんたんに感想だけ書いておきます。


最近ぼんやりと普段から考えていることへの、技術的な視点からのアンサーという感じで面白かったです。
体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉 体の知性 - seikatsu
この記事に長めの感想を書きました。


表紙がかっこよすぎて手に取りました。ノムさんってすごい。
野球のことはあまりよく知らないんですが、プロ野球史とか選手のエピソードに興味があるので、今後もいろいろ読んだり調べてみたい。
このチャンネルとか、めちゃめちゃ面白いです。
www.youtube.com



編み物を友達にやってみてもらう機会があって、その時に編み方の説明って難しいぞ…と思ったんですが、この本は説明のお手本としてすごくよかったです。
今までよく分からないまま何となくで編んでたけど、そういうことだったのか~!みたいな、自分の参考になる内容も多々ありました。


男社会に対しては既得権益!下駄を脱げ!殺!とばかり思ってたし今もわりと感情的にはそうだけど、男たちはこういう事情で動いているのか…ということが少し分かりました。
だからといってマイノリティに対して男のしんどさに対するケアとか不利益を押し付けていいことにはならないと思うので、自分たちでしんどさの棚卸しをしてほしいです。マッチポンプはやめようぜ。


名越先生のことめっちゃ好きなんですよね。ファンです。
本で紹介されていた瞑想をやってみようとしたんですが、全然できなかった…。でも面白かったので今後も試してみたい。


森茉莉のエッセイも昔から大好きです。洋服や着物のディテールの描写を読むだけで、上質な布の手触りや、美しい刺繍の糸目を自分で触ったような感覚になって、うっとりしてしまいます。服好きにはたまりません。


服作りへの愛があまりにもビビッドに描かれている一方で、ビジネス的なことには結構戸惑っているというか、気持ちのついていかなさを率直に書いている感じがキュートで、ディオールがいっそう好きになってしまいました。
同時代のデザイナーということで、シャネルとの対比を考えたりするとまた面白いな~と思います。


タコの生態に興味がありすぎて、タコ関係の本を片っ端から読んでいます。タコ、頭がよすぎる…。


建築家といったらコルビュジェ安藤忠雄くらいしか知らなかったので、内容に入っていくために必要な知識を頭に入れるのが大変でしたが、磯崎新の視点の独特さが気になってなんとか最後まで読めました。
メモを取ったり知らない建築家のことはいちいち調べて、少し基礎知識も身に付いてよかったです。
堀口捨巳と妹島和代の話が特に興味深かった。


移住するかどうかはともかく、イタリアに行きたくなりました。旅券のプレゼントをいつでもお待ちしてます。


坂口恭平さんにはものすごく影響を受けているというか、好きすぎるのでそのうち詳しく何か文章を書きたい。
いのっちの電話、私も実は掛けたことあります。


そもそも私たちは自分の話をちゃんと聞いてもらうという経験が少ないんじゃないか、というこの本の問いで、なんとなく気持ちが楽になりました。
誰かに自分を受け止めてもらうことがなかったら、他人の気持ちをどう受け止めたらいいのかもよくわからないよね。


思ったより長くなってしまいました。いろいろ読んだな~!
今月も面白い本にたくさん出会いたいです。